鯖ラベル

鯖水煮缶詰のラベルを鑑賞します

2019年04月

ニッスイ SABA さば水煮 その2

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■販売者:日本水産株式会社
■商品名:SABA さば水煮
■缶サイズ:携帯缶3P
■採集時期:2018年
■解説:前回採集品と同時期の採集で、おそらくは併行生産品。前回品は紙ラベル・リングプル式イージーオープンエンドだったのに対し、こちらは金属板印刷・スルッとふた。ということでリサイクルマークや賞味期限記載位置、製造所についての表記が少しずつ異なる。また、青をバックに白いサバのシルエットを際立たせるためか、法令上の義務表示については背景が水色になっている。対してバーコードは通例どおり白地であり、これは読み取るための反射率差を確保するためだろう。そこだけ白地である効果はもう一つあって、じっくり見ればいい義務表示に対し、検品やレジでの精算の際に素早くバーコードの位置を視認できると思われる。

仙台北辰 金華さば水煮

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■製造者:株式会社木の屋石巻水産
■商品名:金華さば水煮
■缶サイズ:T2号3P
■採集時期:2018年
■解説:東北地方のデパートやスーパーなどで鮮魚店、鮨店を展開する株式会社仙台北辰のプライベートブランド(PB)。北辰のロゴは同じだが、「魚の北辰」を運営する株式会社北辰とは別グループの会社になったようだ。そのためか製造者が加久の屋から木の屋に変わった。ラベルは、スキャナの性能の都合上再現できていないが、全面が金色である。折り紙の金色と言えば伝わるだろうか。しかし文字が読みにくいし、味噌煮も同様に金ピカで見分けがつきにくいし、機能性を犠牲にしてまで狙った高級感も、個人的には下品な印象だ。

神戸物産 さば水煮 その4

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■輸入者:株式会社神戸物産
■商品名:さば水煮
■缶サイズ:300径160gDR
■採集時期:2018年
■解説:前回採集品より一つ前の2017年上期採集品からのマイナーチェンジ。やはり複数工場での生産が平行して行われている模様。意匠上の変更点は糊代寄りにも青のグラデーションが追加されたこと。表記内容の面では、国産さば使用、同ラインでの小麦・大豆を含む製品製造の旨を追記。あとはEPA、DHAの含有量がグラム表記からミリグラム表記に変わった。タウリン1000mgみたいなものか。
ギャラリー
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